覚えていますか?自民党議員の相次ぐ許せないジェンダー発言 ~問われるのは安倍政権の6年間(1)

安倍政権の下で起こった自民党国会議員が公の場で発言したジェンダーの立場からいると差別に値するとんでもない発言をまとめました。こうした発言は他党の議員からもありますが、圧倒的に目立つのが自民党議員。しかも、日本会議に所属している人の発言が目立ちますね。時代錯誤も甚だしい。(肩書は発言当時)

 

山東昭子参議院議員の発言(2017年11月)

子供を4人以上産んだ女性を厚生労働省で表彰することを検討してはどうか」(山東昭子参議院議員・自民党役員連絡会での発言)

 


加藤寛治衆院議員の発言(2018年5月)

「新郎新婦は必ず3人以上の子供を産んでほしい」「世の中には努力しても子供に恵まれない方もおり、そういう方に無理を言うのは酷だ。結婚しなければ子供が生まれず、人様の子供の税金で(運営される)老人ホームに行くことになる」(加藤寛治衆院議員・自民党派閥の会合での発言)

 


二階俊博幹事長の発言(2018年6月)

「この頃、子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる。みんな食うや食わずの戦中・戦後の時代に『子供を産んだら大変だから、産まないようにしよう』と言った人はいない。子供をたくさん産み、国が栄え、発展していく方向にしよう」(二階俊博幹事長・東京都内の講演)


杉田水脈衆議院議員の論文(2018年8月)

杉田水脈議員の論考(「新潮45」2018年8月号の表紙)

『例えば、子育て支援や子供ができないカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女たちは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。』(杉田水脈衆議院議員・新潮45に掲載された論考にて)

 


左喜眞淳沖縄県知事候補の発言(2018年9月)

「女性のパワーは年々上がっている。女性の質の向上、女性の地位やモチベーションが上がるような環境をつくっていくことが重要だ。」(左喜眞淳沖縄県知事候補・沖縄知事選挙公開討論会での発言)

 

根本匠厚生労働大臣の発言(2019年6月)

「女性にハイヒール・パンプスの着用を指示する、義務づける。これは、社会通念に照らして業務上必要かつ相当な範囲かと。ま、この辺なんだろうと思います」(衆院厚生労働委員会の答弁)

 


桜田義孝東京オリンピック・パラリンピック担当大臣当時(2019年5月29日)

・「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」(桜田義孝東京オリンピック・パラリンピック担当大臣当時・2019年5月29日千葉市で開かれた会合での発言)

 


waiwai