もくじ
「8月8日の夜10時半頃、新宿区のマンションに住む30代の男性A氏の知人を名乗る人物から、コロナ陽性となったA氏の救急搬送を求める119番通報が入りました。救急隊員が駆け付け、A氏の体温や血中酸素濃度を測った結果、保健所は『直ちに病院に搬送する状態ではない』と判断したのです」
そこに現れたのが石川議員だった。先に到着し、119番通報をしたA氏の知人である自身の秘書とともに、救急隊員らに猛抗議を始めたという。
「「救急隊員は『保健所の判断です』と説得したのですが、彼らの怒りは収まらず、救急隊員をスマホの動画で撮影し始めた。そして『搬送しなければ、この動画をSNSでさらすぞ!』と言って、救急搬送を強く迫ってきたのです。現場でのやり取りに関しては、消防庁に報告書として上げられています」(同前)
その後、救急隊員は再度保健所と協議し、朝方になって病院への搬送が決まったという。(記事より)
現場を目撃していた人物A氏が当時の様子をこう話す。
「午前2時頃だったでしょうか。石川さんはたまたま通りかかったパトカーをにらみつけながら、いきなり動画で撮影し始めたんです。それに気づいた警察官がパトカーの窓を開けて、『何をしているんですか?』と声をかけたものの、石川さんはそれを無視して、ずっと警察官にカメラを向けていました」
そこから路上で警察官との「応酬」がスタート。警察官が撮影をやめるように注意すると…。
「オレは2丁目を偉そうに歩き回る警察を撮るのが趣味なんだ」
「警察に肖像権はない」
などとヒートアップ。さらに、別の目撃者Bさんもこう証言する。
「警察官に『名前を言え! 警察手帳を撮らせろ』と大声でわめくと、それから何を思ったのか、石川さんは自分でその場から110番通報をしたみたいで別の警察官もやってきて、ますますものものしい雰囲気に。警察から何度も名前を尋ねられた石川さんは最初は拒んでいたものの、最後は『オレは国会議員だぞ! ビビっただろう』との“決めゼリフ”まで…。酒に酔っていたんでしょうが、何をしたかったんですかね‥‥」
公衆の面前で、国会議員の「大ゲンカ」は約1時間ほど続き、最後は警察官になだめられて、その場を後にしたのだった——。(記事より)
■店主・今田氏「加担したようなイメージを付けられるのは、どうなのか…」
安倍晋三首相主催の「桜を見る会」前日に開かれた「前夜祭」をめぐり、左派野党やメディアは「高級すし店『銀座久兵衛』のすしが提供された」などと批判した。久兵衛側は否定したが、野党側から明確な謝罪はない。「第2の偽メール事件」と指摘する声もあるなか、夕刊フジはツイッターで実名批判した立憲民主党の石川大我参院議員に質問状を送った。(記事より)
1974年、豊島区生まれ。
明治学院大学法学部法律学科卒業。
早稲田大学大学院政治学研究科修了。公共経営修士(専門職)。
LGBTs当事者向けのイベントを主宰するNPO法人代表理事、参議院議員秘書を経て、2011年豊島区議会議員に初当選。
日本において初めて公職に選出された男性オープンゲイ当事者議員の1人として知られる。英字紙The Japan Times社説に「社会の周辺に追いやられた人々の声を、地方政治や国政に確実に届けられる政治家」と紹介される。
2015年再選。著書に「ボクの彼氏はどこにいる?」(講談社)「好きの?がわかる本」(太郎次郎エディタス)ほか。2018年HERO AWARDにてShibananda Khan賞を受賞
(2019年12月10日現在・参議院HPを基に加筆)