もくじ
・元大蔵省官僚
「言った」「言わない」の泥仕合となっている自民党・片山さつき元地方創生担当相の二階派“離脱”騒動。二階派が21日、片山氏に対し、派閥会合の連続欠席などを理由に、事実上の除名である「退会勧告」を突き付けると、片山氏は翌22日、記者会見を開いて反論。「昨年12月に二階会長に退会の意向を伝えた」とブチ切れた。これに対し、二階派は同日、幹部4人の連名で「事実無根だ」と否定コメント。二階派幹部が「(片山氏は)政治行動が自分勝手すぎる」と批判すれば、片山氏は「人権侵害の嫌がらせ」と言い放つなど、異例の事態となった。(記事より)
自民党の塩谷立衆院議員(静岡8区)と片山さつき参院議員(比例)が大型連休中、浜松まつり(3~5日)に参加していたことが12日、毎日新聞の取材で明らかになった。今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、東京都を含む緊急事態宣言発令地域からの参加が禁止されていた。両氏は浜松市内に事務所を置いているが、現在は国会の会期中。(中略)両氏は自身がたこ揚げする写真をネット交流サービス・フェイスブックに投稿。塩谷氏は「大凧には、浜松市民の熱い想い、大きな願いが込められています」、片山氏は「2年ぶりに浜松まつり、凧揚げです」などと書き込んでいた。(記事より)
2016年のインタビューでこれからの女性に期待することを問われた際、こう答えている。
「生きている間に必ず大災害には見舞われるでしょうし、その中で女性は弱い性のままではサバイバルできません」「どういう人生を送るにしても自分を持って、自分の足で立って生きないと」「やっぱり、隕石が落ちてきたら、男女平等もなにも、人間としてのサバイバル能力が高くないとどうしようもないですからね」
一方で、現在の片山氏のホームページのトップページには「女性へのDV、学校でのイジメなど『立場の弱い方』への暴力は跡を絶たず、シェルターや対策を根気強く進めて参ります」とある。
そもそも片山氏といえば、慰安婦問題や生活保護利用者へのバッシングを繰り返してきたことで有名で、保守派の雑誌にも度々登場している。
『WiLL』には「生活保護は在日に甘過ぎる」(2012年6月号)「社会保障が中国人に食い尽くされる!」(2013年1月号)などの寄稿のほか、「女性発信で『性奴隷』と戦え!」(2013年8月号)では、慰安婦を「あくまでも対価性のある『労働者』だったのであって、縛られた『奴隷』ではなかった」と問題を矮小化。「官邸や外務省ができないことを女性発信でやっていかなければ」と結んでいる。
『正論』2012年11月号での稲田朋美議員との対談「韓国は叩け、さもなければつけ上がる」では、中高生が韓国へ修学旅行に行くことを問題視。「ソウルの慰安婦博物館等、日本政府の公式見解に反する歴史的展示を行う施設をたくさん見学先に入れている学校もあった。私たちが問題視すると中止にしたんだけど」などと発言している。(記事より)
1959年埼玉県さいたま市生まれ。同市立高砂小、東京教育大学附属中、高(文京区)卒業。
1982年東京大学法学部卒業後大蔵省入省。
1985年フランス国立行政学院(ENA)CSE修了。
広島国税局海田税務署長(西日本女性初)、G7・サミット政府代表団員(女性初)、横浜税関総務部長、主計局主計官(女性初)等
○2005年、小泉総理(当時)の強い要請により衆議院議員選挙静岡県7区に出馬、初当選。経済産業大臣政務官、党広報局長等
○2009年衆議院選挙後、千葉商科大学大学院教授、名古屋市議会基本条例制定委員等
○2010年全国比例区参議院議員選挙、党トップ当選(約30万票)。総務大臣政務官、党総務副会長、参院外交防衛委員長等
○2016年同参議院議員再選(約40万票)。党政調会長代理、党再生可能エネルギー拡大委員長
○内閣府特命担当大臣
○党総務会長代理
○主たる著書は、「未病革命2030」
○座右の銘は「日新日々新」
○衆議院当選1回
(2019年12月10日現在・参議院HPを基に加筆)