もくじ
・愛知県生まれ
・元公明党代表
公明党は、衆院議員29人のうち太田昭宏前代表(74)、井上義久副代表(73)、石田祝稔政調会長(69)ら少なくともベテラン5人を今期限りで引退させる調整に入った。衆院議員の任期満了が2021年10月に迫る中、世代交代を加速させる狙いとみられる。(記事より)
菅内閣で、公明党の赤羽一嘉・国土交通相が再任された。国交相のポストは2004年以降、民主党政権時代を除いて、ずっと公明党議員が独占している。どうしてなのか。
2001年の中央省庁再編で発足した国土交通省のトップ・国交相に公明党の衆院議員が就くようになったのは04年9月の北側一雄氏から(06年9月まで)。以来、故・冬柴鐵三氏(06年9月~08年8月)、太田昭宏氏(12年12月~15年10月)、石井啓一氏(15年10月~19年9月)と続いている。19年9月から務める赤羽氏の1年間と合わせて、11年以上に及ぶ。(中略)「建設業界は就業者が全国に400万人います。今でも選挙の時は、業界一丸となって票とカネを動かす動員力があります。実際、過去の衆院選で公明党が苦戦していたある比例ブロックで、業界に『選挙区では自民に、比例区では公明に』と投票を呼びかけたところ、劣勢を挽回して当選に導いたこともありました。公明党の存在感をアピールするのに、国交相というポストはうってつけなのです」(記事より)
また、太田氏自身の選挙区の事情も絡む。党の議員定年69歳を迎えた太田氏について、党内からは「そろそろ党に戻って選挙区の態勢を整えるべきだ」として、後進の育成を求める声も上がっていた。
一方で、来夏の参院選で知名度の高い太田氏を全国に通用する「党の顔」と位置付け、選挙態勢を強化したいという思惑もある。
ある党幹部は「参院選は絶対に勝たなければならない。太田氏には(国交相としての)公務に縛られるより、前国交相という肩書で全国を自由に走り回ってくれた方がいい」と話す。(記事より)
本紙への太田事務所の説明によると、太田氏は当日の午前7時10分、関東・東北豪雨災害の対応のため、国交省防災センターに到着。同10時40分に同センターを出発、セミナー会場に同11時前に到着しました。いったん、防災センターに戻ったあと、午後0時10分、再度、セミナー会場に到着、同1時までセミナー会場にいたといいます。
今回の豪雨災害で、常総市が鬼怒川東側の北部に避難指示を出したのは10日午前2時20分。同6時すぎに、同市若宮戸で川の水があふれだし、セミナー開催中の午前11時40分には、同市三坂町でも水があふれだし、午後0時50分には、同町で堤防が決壊しています。(記事より)