もくじ
・元上智大学法学部教授
その上で、猪口氏は「学術会議は提言することが責務ではないが、知識を国民社会に還元すると認識しなければならない」と指摘し、「コロナの問題について各国のアカデミーと比べて弱かったのがそもそもの問題だ。学者の国会というなら、一体どういうことを日本社会のためにやってくれたのか」と苦言を呈した。(記事より)
猪口氏が県選管に提出した10年参院選の選挙運動に関する収支報告書には、同氏が自民党本部から500万円、自身が代表の自民党千葉県参議院選挙区第5支部から17万円の寄付を受けたと記載されている。
告発状では、党本部の政治資金報告書に記載がないことなどから、500万円は政党支部からの寄付の誤記載と主張。
その上で、同じ年の同支部の政治資金収支報告書には計517万円の猪口氏への寄付について記載がなく「出所不明の資金によって調達されたとしか考えられない」としている。(記事より)
1952年千葉県市川市生まれ。桜蔭中学校・高等学校、米コンコードアカデミー高校を経て、75年に上智大学を卒業。81年上智大学助教授。82年米エール大学政治学博士課程修了。博士号(Ph. D.)取得。83年ハーバード大学国際問題研究所客員研究員。90年上智大学教授に就任。94年~96年防衛問題懇談会委員。96年~98年行政改革会議委員。2002年~04年軍縮会議日本政府代表部特命全権大使(ジュネーブ)。03年には、軍縮会議(ジュネーブ)議長を務める。03年国連第1回小型武器中間会合議長。05年~09年衆議院議員。05年~06年内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)。05年~14年日本学術会議会員(政治学)。10年、第22回参議院通常選挙にて千葉県選挙区から当選。13年~上智大学名誉教授
○受賞歴、吉野作造賞、NHK「青年の主張」全国最優秀賞
○主な著書『戦争と平和』(東京大学出版会)『くにこism』(西村書店)『ポスト覇権システムと日本の選択』(筑摩書房)
(2019年12月10日現在・参議院HPを基に加筆)