もくじ
・長島昭久衆議院議員の元秘書
・2017年の総選挙では希望の党で立候補し落選。
「万歳、万歳、万歳、やったー」。13区で自民党幹事長の前職甘利明さん(72)との一騎打ちを制した立民新人の太栄志さん(44)は、一日午前零時ごろに当選確実が伝えられると大和市の事務所に入り、支持者らと喜びを爆発させた。
前回選挙は希望の党から立候補したが、大差で次点に終わった。駅頭に毎朝立つなど地道に活動を続け、今回は野党統一候補として出馬。金銭授受問題が再燃した甘利さんや政権に批判的な無党派層の票を取り込んだとみられる。「この日を見据え、草の根の市民パワーを結集しようとやってきた。実現できて感慨深い」と初当選までの道のりを振り返った。
当初優勢とされた甘利さんは、報道機関の調査などで太さんの猛追が伝えられると危機感を強めた。幹事長職の傍らで自身の選挙区に入り、街頭などで支援を訴えたが、苦杯を喫した。(記事より)