もくじ
・安倍派(清和政策研究会、清和会)からパーティ券販売に関して2018年以降の5年で822万円のキックバック(裏金)を受けていたことを受けて刑事告発された。
自民党の丸川珠代参議院議員が、安倍派(清和政策研究会)からパーティ券収入のキックバック分を“中抜き”の形で寄付を受けていたのは政治資金規正法(以下、規正法)違反であり、安倍派が政治資金収支報告書(以下、収支報告書)に丸川議員への寄付を記載していなかったことも違法であるなどとして3月28日に東京地検に刑事告発された。するとこの翌日に、丸川議員が代表を務める「自民党東京都院選挙区第4支部」(以下、第4支部)の収支報告書が唐突に訂正されていた。この訂正もまた規正法の虚偽記入罪に当たるとして、丸川議員は、4月11日に東京地検に追加告発された。いわゆる「裏金議員」39人に対する自民党内の処分で、丸川議員は一番軽い戒告にとどまっていた。(記事より)
所属する安倍派には、中抜き議員が十数人、総額は少なくとも8000万円に上ると報じられてきた。TBSの報道によると、安倍派事務総長を務めた下村博文元文科相が約500万円を、丸川議員は約700万円を抜いていたという。(記事より)
「感染対策が大きな課題だったが、定期的な検査や厳格な行動管理などにより、保健所によってクラスターとされた事例はなく、大会関係者から市中に感染が広がった事例も報告されていない」
「医療関係者の尽力と、国民の理解と協力があったからこそ、安全・安心な大会が実現できた」
こう話したのは、丸川珠代東京五輪担当大臣(50)だ。「NHK NEWS」によると丸川大臣は9月7日の会見で「コロナ禍で、さまざまな制約がある中での大会となったが、開催国としての責任を果たし、無事に大会を終えることができた」とコメント。そして冒頭のように語ったという。
東京五輪を終え、「安心安全に実現できた」と自画自賛してみせた丸川大臣。もともとは’21年2月、森喜朗氏(84)の「女性の話は長い騒動」が発端となり橋本聖子氏(56)が東京五輪の大会組織委員会会長に就任。そして橋本氏から引き継ぐ形で大臣に就任した。(記事より)
丸川珠代五輪相(50)は20日、閣議後の会見で、政府の新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が24日に開幕する東京パラリンピックで実施される小中学生らが対象の「学校連携観戦プログラム」に慎重な姿勢を示した件について、実施に理解を求めた。(記事より)
立憲民主党の杉尾秀哉氏から「(丸川氏が)五輪は感染拡大の原因ではない、と断言されている根拠」を問われ、「オリンピックの開会式は56・4%、閉会式が46・7%と、期間中も高い視聴率を記録」と、なぜかテレビ視聴率を読み上げ、野党席から抗議の声がもれた。「選手と大会関係者、海外から4万3000名が入国をされ、陽性者は累計168名で入院された方は累計4名にとどまり、重症者は出ていない」としたが、最後まで根拠を示さず、スルーした。(記事より)
丸川珠代五輪担当相が6月29日の記者会見で、東京五輪のボランティアに対する新型コロナウイルスのワクチン接種について「1回目の接種で、まず一次的な免疫をつけていただく」と発言した。2回目を打たなくてもある程度は大丈夫とも聞こえてしまう言い方だ。それ以前に「一次的免疫」とは何なのか。
ヤジ将軍と異名を持つ西田昌司議員、森雅子議員、稲田朋美議員とともに、ヤジの多い議員とされている。
・人材派遣会社ヒューマントラスト社長との対談記事と広告が一体となった記事が出され、国会で大問題に
2013年当時、労働派遣の監督官庁だった厚労省政務官をしていた丸川珠代氏と人材派遣会社「ヒューマントラスト」の社長との対談企画、これと“『猫の手』を貸します”という語句が付いた広告が一体となった記事が掲載され、国会で大きな問題となった。
賛成多数で可決された決議では、下記のように指摘されている。
2013年2月25日付日本経済新聞朝刊の広告での丸川氏と人材派遣会社「ヒューマントラスト」社長の対談について
(1)所管する厚生労働省の管轄である特定民間企業の宣伝広告に出た
(2)2012年10月に施行された改正労働者派遣法の「日雇い派遣の原則禁止」に関して修正に向けた議論が決まっているかのような誤った印象を植え付けた
2010年、民主党政権下で子ども手当法案が採決時に、参議院厚生労働委員会で厚生労働委員長に対し「この愚か者めが!」「このくだらん選択をしたバカ者どもを絶対忘れん!」とヤジを飛ばした。(動画の3分30秒ぐらい)
アメリカに赴任していた時に住民票をアメリカに移したままにしていたため、2007年の自らが立候補した参院選で投票権がなく投票できなかった。住民税は納付していたが、その間投票権はないため、他の選挙では投票に行っていないことがばれた。
本名 大塚 珠代
昭和46年1月19日兵庫県神戸市に生まれる。大阪教育大学附属池田高校を経て、平成元年東京大学経済学部に入学。
平成5年に卒業後、(株)テレビ朝日に入社。アナウンサーとして、数々の政治・報道番組を担当。
1年間のニューヨークでの記者生活の後、平成19年5月に退社。
同年7月東京選挙区より参議院議員に初当選
○前環境大臣
○現在東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、都連女性局長
(2016(平成28年)11月28日現在・参議院のHPより)