もくじ
・「政治とカネ」問題で議員辞職
・日本会議国会議員懇談会所属
自民党は2日、持ち回りの党紀委員会を開き、前経済産業相の菅原一秀衆院議員が「政治とカネ」の問題で提出した離党届を同日付で受理することを決めた。野党は、菅原氏に夏のボーナスに当たる期末手当が満額支給されることを問題視し、批判を強めている。
衆院事務局によると、菅原氏は夏のボーナスとして314万2802円を受け取る。基準日の6月1日時点で在職していれば満額支給される仕組みだ。菅原氏は1日付で離党届と議員辞職願を提出しており、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は記者団に「なぜ5月中に辞職しなかったのか。1日出ただけでボーナスを丸々もらって、国会からトンズラするのが許されるのか」と語気を強めた。(記事より)
秘書が選挙区内の有権者に香典を渡したなどとして公職選挙法(寄付の禁止)違反容疑で不起訴処分(起訴猶予)となり、検察審査会から「起訴相当」と議決された前経済産業相の菅原一秀衆院議員(59)について、東京地検特捜部が再び任意で事情聴取したことが、関係者への取材で判明した。再捜査の過程で菅原氏の事務所が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いも浮上し、立件の可否を検討している模様だ。(記事より)
「菅原先生は初当選の翌年の新年会から毎年来られています。他の議員の先生方は会費ぴったりの3000円を支払い、同額の領収書を受け取りますが、菅原先生だけは5000円から1万円を置いていく。毎年大丈夫なのかなと心配だったのですが、なかなか『結構です』とは言えませんでした。毎年秘書さんと2人でやってきて、本人はスピーチをした後、すぐに会場を去っていきます」(記事より)
秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる疑惑で昨年10月に経済産業相を辞任した自民党の菅原一秀衆院議員は16日、党本部で記者会見し、香典提供など公職選挙法に抵触する事例があったことを認めた。捜査中を理由に詳細な説明は避けたが、議員辞職や離党は否定した。(記事より)
(コロナで政府が自粛を呼びかける中)3月5日の夜には、麻布十番の焼肉店で女性と会食している自民党の菅原一秀衆議院議員の姿が目撃されたそうです。菅原議員といえば、昨年10月に選挙区内の有権者に御香典や御中元・御歳暮などを贈っていた公職選挙法違反疑惑が週刊誌で報道され、経済産業大臣を辞任し、その後は病気を理由に国会を長期にわたって休んでいました。
今年1月に召集された通常国会では登院していますが、一連の疑惑に関しては詳細な説明を避ける一方で、議員辞職や離党は否定するなど、とても誠意のある対応とは言えません。(記事より)
菅原大臣が自身の秘書に対し、給与を事務所に上納するよう要求していた、つまり秘書の給与をピンハネをしようとしていた疑いを報じられた。
「私設秘書だった私はある時、菅原氏から『公設秘書にしてやる』といわれたのですが、同時に『国からの秘書給料は40万円程度だ。毎月10万円は事務所に入れなさい』と寄附を要求されました」(記事より)
自民党東京都第9選挙区支部(代表・菅原一秀)が2017年の衆院選期間中、当時内閣府と契約があった練馬区の造園会社から8万円の献金を受けていたことがわかった。(記事より)
「保育園落ちた」ブログの問題を国会で質疑でしていた時、質問していた山尾志桜里議員に「誰が書いたんだよ」「匿名だよ、匿名」「ちゃんと本人を出せ」「うざーい」「やめろよ、やめろ」などとヤジを飛ばした。
経産副大臣だった2013年に国会を休み、愛人と旅行に行っていたと週刊文春が報道した。男女の仲になった途端に「バカじゃないの」「親の教育が悪い」といった人を見下したような発言を連発したり、お金やコートを投げつけたり、とモラハラを連発し始めたのだとも。27歳だったこの元愛人に「女は25歳以下がいい。25歳以上は女じゃない」と言い放ったあげく、「子供を産んだら女じゃない」と罵った。(記事より)
2017年10月の衆院選の際、菅原が統一教会の青年信者を運動員として使っていたと報道された。本人は否定するが、選挙応援とバーターと言われた翌11月の星陵会館(永田町)で開かれた統一教会・家庭連合の2世信者組織・勝共UNITEのイベント「改憲2020実現大会」に、ゲストスピーカーとして登壇した。(記事より)
「早実野球部で甲子園に4回出場」と掲載したが、実際には「3回」、しかもバッティングピッチャーで
ベンチ入りすらしていなかったことが報道された。
6月まで氏の公設第一秘書を務めていた人物がこう語る。「昨年11月に月給25万円で私設秘書として採用されたのですが、今年1月に前任の公設第一秘書が辞めたので“やらないか”と。私は経験が浅いので固辞したのですが…。公設第一秘書になって給料は名目上40万円に跳ね上がったものの、“他の事務所でもやっているから”と私設のときの給料との差額15万円を党支部へのカンパとして事務所に払い込むように言われました。 実質的には強制です。 その際に受け取った領収書も手元に残っています。」(当時の記事より)
菅原 一秀(すがわら いっしゅう)
東京都第9区選出、自由民主党・無所属の会
経済産業大臣、内閣府特命担当大臣
昭和37年1月東京都練馬区に生まれる。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
○日商岩井(株)社員、東京都議会議員、練馬区議会議員
○厚生労働大臣政務官、経済産業副大臣、財務副大臣
○自民党副幹事長、厚生労働部会副部会長、組織運動本部遊説局長、経済産業部会長、財務金融部会長、政務調査会副会長、選挙対策本部選挙対策副委員長、広報本部ネットメディア局長、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実施本部幹事長、東京都連会長代行、組織運動本部副本部長
○衆議院国土交通委員会理事、青少年問題に関する特別委員会理事、経済産業委員会理事、財務金融委員会筆頭理事、TPP協定等に関する特別委員会理事、予算委員会筆頭理事
○当選6回(43 44 45 46 47 48)
(2019年9月11日現在・衆議院HPを基に加筆)