もくじ
・元伊勢崎市議会議員
務政務官だった2016年、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の関係者を政務官室に招き入れたり、関連団体にパーティー券を購入してもらったりしていたことを認めた井野俊郎防衛副大臣(42)=衆院群馬2区=に公選法違反(寄付の禁止)の疑いが浮上したのだ。
4日付の「赤旗日曜版」が疑惑を報道。記事によると、井野事務所は2014~17年にかけて、地元選挙区の複数の有権者らに香典を配っていたといい、同紙では葬儀日付や故人名、香典の金額などが記載された事務所作成の「会葬一覧」リストも掲載している。(記事より)
自民党の井野俊郎副防衛相(42)事務所が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者に対し、パーティー券購入などを依頼した見返りに国会見学をさせていた疑いが持たれている。
共産党の山添拓参院議員は20日、参議院予算委員会で井野氏に対し、井野氏が所属する平成研究会(茂木派)のパーティー券合計8万円を旧統一教会関係者が購入したかについて質問した。(中略)
パーティー券購入の見返りに旧統一教会関係者を国会見学させたかどうかについては「私の支持者が国会見学を希望した場合は行います。その中に(旧統一教会関係者がいたかは)私自身、把握していません」。自民党への入党や選挙応援の有無について、井野氏は「私としては支持者という関係だと認識しています」と語った。
自民党は所属する国会議員に旧統一教会の接点があるかないかアンケート調査を実施し、既に公表したがその中に井野氏の名前はなかった。(記事より)
政治家が自らの政治団体に寄付し、その還付申告によって自身の税金を取り戻す――。こうした耳を疑うようなカラクリが今もまかり通っている。租税特別措置法の“抜け道”を利用したもので、自分が代表を務める政党支部に寄付した政治家は、確定申告で寄附金控除を申請すれば、なんと、寄付額の約3割が戻ってくるのだ。これを利用して税金を取り戻そうとした衆参両院の議員は、与野党問わず、合計39人!調査報道グループ「フロントラインプレス」がすべての国会議員を対象(2015~2019年分)に調べ、“抜け道”利用の実態が初めて明らかになった。この中には現職大臣や著名な議員もいる。(中略)控除の対象額が多かった議員は、笹川博義氏(衆院・群馬3区、自由民主党)の4400万円、井野俊郎氏(衆院・群馬2区、自由民主党)の3650万円などと続いた。1000万円超の者も多い。(記事より)
国会の審議中に、議員が娯楽小説を読んだり、スマートフォンで趣味のウェブサイトを閲覧したりする行為が横行している。毎日新聞が新型コロナウイルス対策の審議など国民の関心の高かった5、6月の本会議や各委員会で調査したところ、こうした行為を少なくとも10件確認した。国会は規則で議事と無関係な書籍などを読む行為を禁じており、識者は「言論の府である国会を空洞化させる行為だ」と問題視している。(中略)野田聖子・元総務相(同)は、コロナ対策のための10兆円の予備費の在り方が論点となった委員会で小池百合子・東京都知事の半生を描き話題のノンフィクション「女帝 小池百合子」を机の下に隠しながら熱心に読んでいた。井野俊郎議員(同)も同書をコロナの影響で落ち込む沖縄の観光振興も論じられた委員会で約2時間、読み続けた。(記事より)
自民党の井野俊郎氏が10日の衆院予算委員会で「共産党の皆さんは改憲派」と発言し、棚橋泰文委員長(自民)から注意を受けた。井野氏の発言に対して共産党が反発したのを受け、委員会として対応した。井野氏は同委で質問に立った際、「憲法第1章、天皇制について言えば、我々自民党は護憲。他方、共産党の皆さんは改憲派になると思う」と述べた。野党の席から「違うよ!」「でたらめなこと言うな!」と激しいヤジが飛び、委員会室は一時騒然となった。井野氏は「(共産党は)即位の礼に参加しないじゃないですか」と反論したが、ヤジは収まらなかった。(記事より)