もくじ
・古賀誠衆議院議員の元秘書
自民党の古賀誠・元幹事長が抱える政治資金は6億円――。公表された2018年の政治資金収支報告書をみると、引退した大物の中でも古賀氏の資金力は際立つ。派閥を岸田文雄政調会長に譲っても、なお存在感を見せている。
古賀氏が代表を務める政治団体「古賀誠筑後誠山会」の18年の収入は7370万円。元秘書で地盤を引き継いだ自民の藤丸敏衆院議員(福岡7区)と合同で開いたパーティーからと見られる収入は、3千万円を超えた。(記事より)
秘書時代から私生活も派手。クルーザーやセスナ、クラシックカーまで持っていて羽振りがいいことでも知られていました。奥さんとは長く別居状態で、清澄白河の億ションに愛人と住んでいる。Sさんは老舗料亭の女将をしていたと聞いています」(地元政界関係者)
藤丸氏の“富豪ぶり”はその資産を見てもわかる。まず2001年に千葉県浦安市の15階建てマンション(約116平米)を新築で購入。登記簿謄本によると売買代金は5231万円でそのうち4750万円を金融機関から借り入れたが4年後の2005年4月にはローンを完済し、同じ時期(2005年2月)に清澄白河の新築マンション(約93平米)を購入している。こちらは藤丸氏と両親の3人の名義だが、抵当権は付いていないのでキャッシュで買ったと思われる。現在の相場は「中古で8000万円は下らない」(地元不動産業者)という。 さらに2008年には江東区・豊洲の53階建て超高層マンションの50階の部屋(約81平米)をやはり新築で購入。謄本からは6270万円のローンを組んでいるようだと推測される。公設第一秘書の給料は「最高でも年収1028万円」(衆議院事務局)とされているから、給与以外にかなりの資産を持っていたのだろう。
もっとも現在、藤丸氏が資産公開法に基づいて報告している資産は豊洲のマンションしかない。初当選からわずか3か月後の同じ日に浦安のマンションを夫人に、清澄白河のマンション(本人持ち分)をSさんに贈与していたのである。
藤丸氏に愛人関係について聞くと、「不徳の致すところです」、そう前置きした上で、緊張した面持ちで語った。「離婚が成立すれば結婚するつもりです。妻とは17年前に離婚を前提とした別居に至りました。7年前、子供たちが成人したのを機に正式に離婚したいと申し入れたのですが、私が選挙に出ることが決まると妻は“やっぱり離婚しない!”と言い出して協議が進んでいない状態です。Sさんとは、妻との別居後に知り合ったから離婚の原因でないことは理解していただきたい」(記事より)
講演後の懇親会で、支援者のもとを回った藤丸氏。一部の支援者との間で話題にあがったのは、本パーティーの開催当日(7月21日)に発売された週刊ポスト8月4日号で報じられた藤丸氏の不倫スキャンダルだった。同誌は、藤丸氏が、福岡県の筑後・筑豊地方に大雨特別警報が発令された7月5日の夜、東京都内のタワーマンションに住む愛人のもとを訪れていたところを写真付でスクープし、「タワマン不倫」として報じた。藤丸氏は、同誌の取材に対し、本妻とは別居状態にあり、愛人とは本妻との別居後に知り合ったなどと説明しており、懇親会に参加した支援者に対し、事実関係を認め、「(ポストは自分の説明を)よく書いてくれていた」と話し、談笑していた。(記事より)
田村氏が、演目に「防衛大臣政務官 藤丸敏」と明記されていたとして「一議員の発言との言い逃れは全く通用しない」とただしたのに対し、藤丸氏は「政務官としてうかつだった」と答えました。
また田村氏は、防衛省が県の求めに応じず詳細を明かさなかった施設等関連予算(約106億円)の内訳を藤丸氏が講演で示したが、これは政務官でしか知り得ない情報だと指摘。防衛省の辰己昌良大臣官房審議官は「経費については答えを控えたい」としました。
田村氏はさらに、藤丸氏が「簡単に戦争にはならない。最悪のことがあっても基本的に首都をたたく」「(佐賀での)危険度は増すことは多少はあるかもしれない」と発言したことを追及し、藤丸氏は発言を撤回すると述べました。(記事より)