もくじ
・2009年の民主党が政権をとった選挙では、広島4区の選挙区では敗れるが比例復活で初当選した。
さらに選管関係者が頭を抱えてしまったのが「投票の秘密」暴露問題だ。馬場氏の推薦人に名を連ねる空本誠喜衆院議員(比例中国)は告示後、ツイッターに「馬場伸幸」と書かれた6枚の投票用紙を持った写真とともに「支援者回りをしながら、直接代表選の投票用紙の書き方をご説明。そしてまとめて投函」と投稿した。 直後、ツイッター上では批判の声が上がったが、空本氏はむしろ拡散を好む投稿を繰り返した。空本氏に電話で直当たりすると「党員の親戚から誰に投票するべきかを相談されたので訪問した。その後、投函を頼まれただけだ。無理に名前を書かせたわけではない」と釈明した。
ただ代表選規則13条は「投票及び開票にあたって、有権者の投票の秘密が守られるよう、最大限の配慮をしなければならない」と定めている。この点を追及しても、空本氏は「何が問題か分からない」と強弁した。
事態を把握した選管は「投票の秘密」を侵害したとして、空本氏を口頭で厳重注意。空本氏は投稿を削除し、陳謝した。 空本氏はこれとは別に、自身が代表を務める維新広島県総支部で管理している一般党員の名簿の一部を無断で馬場陣営に提供していた。党のルールでは、自身が集めた党員の名簿の扱いは自由だが、総支部で管理する党員名簿は裁量の範囲外。馬場氏陣営は「事前に決められたルールに違反する」として、順守の徹底を内部に通知した。(記事より)
政治資金収支報告書は毎年、提出することが法律で義務づけられていますが、去年分について日本維新の会の2つの支部と立憲民主党の1つの支部が、締め切りから半年以上がたった今月下旬の時点でも提出していなかったことが選挙管理委員会などへの取材でわかりました。(中略)
3つの政党支部は
▽日本維新の会の赤木正幸衆議院議員が代表を務める「日本維新の会衆議院兵庫県第4選挙区支部」と
▽日本維新の会の空本誠喜衆議院議員が代表を務める「日本維新の会衆議院広島県第4選挙区支部」
それに▽ことし秋の衆議院選挙に立憲民主党から立候補した矢崎堅太郎氏が代表を務める「立憲民主党千葉県第5区総支部」です。