もくじ
・安倍派(清和政策研究会、清和会)からパーティ券販売に関して2018年以降の5年で214万円のキックバック(裏金)を受けていた
・元大阪府知事(史上初の女性都道府県知事)
・元通商産業省官僚
・元岡山県副知事
過去の政治行動など
・自民党の太田房江・参院議員が「大臣規範」に抵触…副大臣在任中にマンション購入(読売新聞・2024)
自民党の太田房江・参院議員が経済産業副大臣だった昨年1月、大阪府豊中市内のマンション1室(床面積約72平方メートル)を自宅用に購入していたことが1日公開された資産等補充報告書などでわかった。「大臣規範」は閣僚や副大臣らに在任中の不動産取引の自粛を求めている。太田氏の事務所などによると、就任前に手続きを始めたが、家主の都合で購入が遅れたという。(記事より)
・自民・太田房江参院議員、計214万円を不記載 派閥パーティー問題(朝日新聞・2024)
自民党「清和政策研究会」(安倍派)の政治資金パーティーを巡る問題で、太田房江参院議員(72)=大阪選挙区=の資金管理団体が、派閥から受け取った寄付金を政治資金収支報告書に記載していなかったことがわかった。不記載は2018~20年で計214万円に上るという。
太田氏の事務所などによると、派閥からパーティー券の販売ノルマを超えて集めた収入を環流し、18年に40万円、19年に158万円、20年に16万円を受け取っていたが不記載だったという。(記事より)
・万博整備事業「自民に懇願を」 太田房江議員、維新が反発(共同通信・2022)
2025年大阪・関西万博のインフラ整備事業で開催地・大阪市の負担が増加していることを巡り、自民党の太田房江参院議員は5日までに、日本維新の会代表の松井一郎大阪市長らに向けて、「(万博は)政府の事業なんだから『自民党さんお願いしますよ』と言ってくれたら追加の出資もうまくいくのではないか」と述べる動画を自身のツイッターに投稿した。(記事より)
・【太田房江特別寄稿】大相撲「女人禁制」 私の解決策(iRonna)
大阪府知事時代、大相撲の優勝力士に贈る大阪府知事賞の贈呈を巡り、女人禁制の土俵に知事自らが上がりたいという日本相撲協会に申し入れたが、拒まれ続けた。
・大学生の甥宅にも事務所費 太田知事の政治団体 2007年12月2日 共同通信(リンク切れのため転載)
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20071102010004061.asp
大阪府の太田房江知事の政治団体「太田房江を支える東京の会」が2004年8月から06年3月まで東京都江東区に住む大学生だったおいの賃貸マンションを事務所とし、事務所費を計上していたことが2日、分かった。
太田知事の特別秘書によると、当時都内の大学に通っていた太田知事の妹の長男と月5万円で業務委託契約を結び、郵便物の受け取りや保管などを依頼。事務所費として04年に約72万円、05年には約76万円を支出していた。
おいが就職で転居する可能性があったため、06年4月に事務所を江東区内の母親が住むマンションに移転し、一時使用していた。
事務所を母親宅にしていたことが明らかになった1日に報道各社から取材を受けた太田知事は、おい宅にも事務所を置いていたことは明らかにしていなかった。
太田知事は「おいに迷惑を掛けたくなかったが、なんら問題はない」と説明している。(記事より)
・自公を激怒させた太田房江知事のバンザイ(日刊ゲンダイ・リンク切れのため記事を転載)
野党候補が大勝した18日の大阪市長選。当選した元民放アナ、平松邦夫(59)のバンザイ場面に、なぜか横にいたのが大阪府知事の太田房江(56)。これで太田知事の3選はなくなったともっぱらだ。
大阪市長選は、自公VS。民主の激突になった。こうした選挙戦の場合、知事は中立を装うか、現職市長を応援するのが普通だ。ところが、太田知事は自公が推した現職の関淳一(72)陣営には駆けつけず、うれしそうに平松陣営に。
「テレビに映る太田知事を見た自公はカンカンです。太田知事は自民、公明、民主の各党に支えられている。3選目を狙う来年1月の府知事選も、全政党の支援が欲しいはず。しかし、これでは自公は絶対に乗れない。早くも対立候補を立てると息巻いています。かといって、民主党も太田知事を推す気はない。バンザイで盛り上がる選挙事務所も、なんで知事が来ているの? という空気でした」(事情通)
なぜ、太田知事は自公の反発を覚悟してまで、新市長の当選に駆けつけたのか。
「ここにきて太田知事のカネにまつわる疑惑が噴出しています。中小企業経営者でつくる『関西企業経営懇談会』の飲食会に11回出席し、“講師謝礼”名目で880万円を受け取っていたことや、親族のマンションを『事務所』として届け、185万円の事務所費を計上していたことが次々に発覚している。知事周辺は、こうしたスキャンダルが、府庁職員からリークされていると疑っているようなのです。ちょうど、関市長と組合が対立していた。そこで関市長と距離を置くことで、組合にラブコールを送ったのでしょう。民主党に近づいて組合を押さえてもらうという計算もあったかもしれません」(関係者)
しかし、自公も民主も太田知事を推す気はないというから、このままでは、出馬さえ難しいのではないか。(記事より)
太田房江のプロフィール
本名 齊藤 房江(さいとう ふさえ)
- 所属会派
- 自由民主党・国民の声
- 選挙区・比例区/当選年/当選回数
- 比例代表選出/2013年 2019年/当選2 回
- 参議院における役職等一覧
- 2019年6月23日現在
総務委員会
予算委員会
消費者問題に関する特別委員会(理)
東日本大震災復興特別委員会
1951年6月26日広島県呉市生まれ。
愛知県時習館高等学校、東京大学経済学部卒業
○1975年通商産業省入省、住宅産業課長、近畿通商産業局総務企画部長、消費経済課長を経て1997年岡山県副知事、1999年通商産業大臣官房審議官に就任
○平成12年より大阪府知事を2期8年務める(全国初の女性知事)
○平成20年からエア・ウォーター株式会社取締役、平成22年から株式会社エア・ウォーター農園代表取締役(平成23年まで)
○2012年より関西大学客員教授、大阪産業大学客員教授
○2013年参議院選挙に比例代表として初当選
○厚生労働大臣政務官、自民党女性局長などを歴任
○2019(令和元)年参議院選挙で大阪選挙区より立候補、当選を果たす
○現在予算委員会委員、経済産業委員会理事、地方創生・消費者問題特別委員会委員、災害対策特別委員会委員
(2019年12月10日現在・参議院のHPを基に構成)