週刊朝日が2019年12月20日号で報じたスクープが以下の記事である。
安倍首相最側近の萩生田文科相も公選法違反?!「桜を見る会」疑惑と同じ構造【スクープ】
萩生田光一文科大臣の政治団体「はぎうだ光一後援会」が、毎年4月にグラウンドゴルフ大会が毎年赤字だという。町内会のイベントならば赤字でも構わないのだが、これが政治家が有権者にしているとなると、これは寄付行為となり公職選挙法違反になる。
だから、大問題なのだ。
さあ、検証してみよう。
問題の「はぎうだ光一後援会」のイベントの収入が書かれたページが下記である。
まずは、グランドゴルフ大会ですが、2017年の収入は26万8千円
では、支出を見てみよう。
開催日が4月20日なのでそのあたりの支出を浮き出すと
4月18日 傷害保険代 5万円
4月20日 弁当代 17万8200円
4月22日 器具使用料 2万円
4月25日 参加費5万2488円
4月19日 食材 3万8800円
4月20日 施設使用料 2万5千円
4月28日 貸切バス代金 8万1400円
この合計が44万5888円だ。
収入は26万8千円なのでこれは完全に赤字であり、赤字部分は有権者に寄付をしているのと同じであり、公職選挙法違反に当たる。
萩生田光一文部科学大臣は、このようなイベントを毎年、選挙のあった年もやっていたというので驚きである。