もくじ
・父親の村上信次郎氏は愛媛県議会議長、衆議院議員を務めた。
・河本敏夫衆議院議員の元秘書
過去の政治行動など
・自民、村上氏の役職停止 安倍氏「国賊」発言報道で(共同通信・2022)
自民党は12日、党紀委員会を党本部で開き、安倍晋三元首相を「国賊」と呼んだと一部で報じられた村上誠一郎元行政改革担当相(衆院愛媛2区)について、1年間の党役職停止処分とすることを全会一致で決めた。会合後、衛藤晟一委員長は処分理由に関し、功績のあった安倍元総裁への「国賊」発言は「非礼であり、許し難い」と記者団に述べた。(記事より)
・自民・村上誠一郎氏、国葬欠席へ 異例、決定過程を問題視(共同通信・2022)
自民党の村上誠一郎元行政改革担当相が、27日に実施される安倍晋三元首相の国葬を欠席することが分かった。国葬決定に至る過程を問題視した。村上氏の事務所が21日、共同通信の取材に明らかにした。政府が閣議決定した国葬に与党議員が欠席するのは異例だ。(記事より)
・村上誠一郎議員、自民総務会を退席 “憲法が有名無実化する”(赤旗・2015)
12日の自民党総務会は「戦争立法」を了承しましたが、採決前、村上誠一郎衆院議員が退席しました。
村上氏は記者団に対し「集団的自衛権は賛成することができない」と退席理由を説明。行使の具体的なケースの説明が全くなかったとして「『これで国民の皆さんがわかるのか』と申し上げた」と語りました。(中略)特定秘密保護法(2013年)の衆院採決を自民党内でただ一人棄権した村上氏。記者団に対して、党執行部にモノを言う議員がいないことを嘆くと同時に、マスコミが法案の問題点を知らせていないと指摘。「(記者の)皆さん方が、社会の木鐸(ぼくたく)として、この大変な問題をどうするのか、自分の頭で考えてもっと発信してほしい」と語り、圧力に屈せず「戦争立法」の問題点を伝えてほしいと訴えました。(記事より)
・なぜ自民・村上議員は安保法案に反対なのか「違憲裁判の多発は必至、敗れれば無効だ」(東洋経済・2015)
まず手続きに問題がある。法の番人である内閣法制局は、「集団的自衛権の行使は憲法上認められない」という憲法解釈を守ってきた。しかし、安倍晋三首相に送り込まれた小松一郎長官(当時)が解釈を変更し、集団的自衛権の行使を可能とした。
これは従来の専守防衛から180度の大転換であり、本来は先に憲法改正を行ってから、法案を提出すべきだ。それを、内閣の一部局の解釈変更で法案審議が始められるなら、憲法は有名無実化する(記事より)
村上誠一郎のプロフィール
愛媛県第二区から立候補、自由民主党・無所属の会
1952年5月愛媛県越智郡宮窪町大字宮窪に生まれ、東京大学法学部卒業
○通商産業大臣・自由民主党政務調査会長・国務大臣経済企画庁長官各秘書を務める
○大蔵政務次官、大蔵総括政務次官、初代財務副大臣、国務大臣(行政改革・構造改革特区・地域再生担当)・内閣府特命担当大臣(規制改革・産業再生機構担当)となる。
また自由民主党副幹事長(七期)・地域再生戦略調査会長・愛媛県連会長(四期)を務め、現在自由民主党総務・税制調査会副会長・海運造船対策特別委員長・四国ブロック両院議員会長
○衆議院石炭対策特別委員長、大蔵委員長、政治倫理審査会会長
○平成二十三年五月永年在職議員として衆議院より表彰される
○当選十一回(38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48)
(2019年7月2日現在・衆議院HPを基に加筆)