もくじ
・国際観光振興議員連盟(カジノ議連)所属
・東京都生まれ
・獣医師
その大島市議から衝撃の発言が出たのは、出陣式後の囲み取材の場だった。山際氏本人の代わりに選対本部長として取材を受けるというのだ。山際氏は関係断絶を約束する誓約書に署名をしており、事務所からも教会関係者を排除したと説明する大島氏に、「秘書に二人いるじゃないですか」と私が問うと、報道陣を前にこう言い放ったのだ。
「あれ、もう辞めてますよ」
――二人とも?
「辞めてますよ」
――A氏とB氏?
「統一教会をね。秘書では、いますよ」
――統一教会を辞めてるんですか?
「統一教会、辞めてますよ」
――じゃあ元信者だったことは認めるんですか
「うん、元は、だって」
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との〝接点〟が次々と発覚し、経済再生担当相を辞任した山際大志郎氏(54)が2日、自民党の新型コロナウイルス対策本部の本部長に就任した。(記事より)
さらに、山際氏を巡っては、不動産関連会社「21世紀株式会社」(160株)と、動物病院を運営する「有限会社オルカ」(3000株)の保有株式について、閣僚の資産公開資料に記載していなかったことが発覚し、訂正している。
今回、新たに資産公開資料に記載していなかったことが判明したのは、「オルカ」と同様に、動物病院を運営する「有限会社くじら」の保有株式30株だ。(記事より)
山際事務所内には統一教会との窓口になっている人物がいる。私設秘書として勤める30代の男性である。
「少なくとも10年ほど前から地元で活動している秘書で、山際事務所の金庫番です。世界平和連合の人物とやり取りするのは、この秘書の役割とされています」(古い支援者)
この秘書に関連して、きな臭い疑惑もある。山際大臣が代表を務める自民党神奈川県第18選挙区支部の2020年の政治資金収支報告書を確認すると、その支出に、「家賃」として、月に44万円が川崎市内の会社に支払われていることがわかる。なんと、その会社の代表は件の私設秘書となっているのだ。不動産業者によれば、相場としては20万円前後が妥当な物件だという。このマンションの土地と建物を秘書の会社が購入したのは15年。以来、相場を大幅に上回る家賃が毎月、党支部から振り込まれていることになる。この支部の収入の多くは自民党本部からの寄付であり、その原資は政党交付金、つまり、税金である。(記事より)
松野博一官房長官は4日、参院選の応援演説の際、政府は野党の話を聞かないと発言した山際大志郎経済再生担当相に対し、誤解を招かないよう発言には慎重を期すべきだと注意した。木原誠二官房副長官が記者会見で明らかにした。野党は岸田内閣の閣僚による看過できない言動だとして、反発を強めている。(記事より)
告発状によると、山際氏の資金管理団体「21世紀の政治経済を考える会」が2020年12月23日、憲政記念館(東京都千代田区)でパーティーを開催。496席に対して870枚の券を販売、1740万円の収入を得た。席数を超えた不参加分は「寄付」に当たるにもかかわらず、パーティー収入として記載したとしている。(記事委より)
岸田文雄内閣に経済再生相として初入閣した山際大志郎氏(衆院・神奈川18区)が2009年から直近の2017年までの4回の衆院選で、選挙費用として余ったお金(余剰金)計約2962万円の全額が使途不明になっている。このほかに、閣僚ではIT担当相の牧島かれん氏(衆院・神奈川17区)も同様に、過去の選挙で620万円の余剰金を出しながら、その行方がわかっていない。(記事より)