もくじ
・安倍派(清和政策研究会、清和会)からパーティ券販売に関して2018年以降の5年で1019万円のキックバック(裏金)を受けていた。
・安倍派(清和政策研究会、清和会)の元幹部
・元復興大臣
・岸田文雄総裁の下では国会対策委員長を務めた
・安倍派(清和会)で事務総長を歴任
過去の政治行動など
・党員資格停止の高木毅氏 地元の自民県議「本質は脱税。むかつく」(朝日新聞・2024)
自民党派閥の裏金問題をめぐり、同党は4日、国会議員ら39人の処分を決定。福井県選出では、高木毅・前国会対策委員長(衆院福井2区、当選8回)が党員の資格停止6カ月、元国家公安委員長で党県連所属の山谷えり子氏(参院比例、当選4回)が党の役職停止1年間の処分を受けた。高木氏に対しては、党の要職だっただけに惜しむ声もあるが、議員辞職を求める支援者もいる。(中略)高木氏によると、2018~22年までの5年間で1019万円の還流を受けた。政治資金収支報告書を訂正し、支出は「会合費」「交通費」などに振り分け、金額、日付は「不明」とした。(記事より)
・《事務担当者は「エプロン秘書」》髙木毅前国対委員長が“闇団体”でパーティを開催していた!《代表も会計責任者も「名義を貸しただけ」、有印私文書偽造の疑いも》(文春オンライン・2023)
団体の名称は「次世代政治研究会」。直近の2022年分の収支報告書によれば、同年12月に東京プリンスホテルで「高木つよし政治セミナー」を開催し、約1400万円の収入を得ている。確認できた09年以降の報告書から判明したのは、ほぼ毎年、1000万円超の大規模パーティを開催し、年に500万円から1500万円を、髙木氏が代表を務める「自由民主党福井県第二選挙区支部」に寄附しているという事実だ。(中略)政治資金の流れや“エプロン秘書”の存在からも、同会は髙木氏の政治団体としての性格がきわめて強いことが窺える。だが、総務省が公表している「国会議員関係政治団体一覧」の髙木氏の欄に、同会の名前は見当たらない。「国会議員関係政治団体」としての届け出をしていないためだ。(記事より)
・松野前官房長官を任意聴取 高木、世耕、塩谷の3氏も(共同通信・2023)
自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部がいずれも安倍派幹部の松野博一前官房長官と高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長を任意で事情聴取したことが25日、関係者への取材で分かった。塩谷立元文部科学相も聴取した。安倍派では組織ぐるみの裏金づくりが続いてきたとされ、関与を確認したとみられる。一連の事件は政権の中枢を担っていた安倍派幹部らの聴取に発展した。(記事より)
・関電と“原発のドン”との“蜜月”関係…稲田元防衛相、高木元復興相へ飛び火(週刊朝日・2019)
高木氏が代表を務める「自民党福井県第二選挙区支部」は、16年にオーイングに警備費用として約19万4千円を支払っていた。オーイングは関西電力幹部に巨額の金品を送っていた森山元高浜長助役が筆頭株主だった。
・高木毅・元復興相のパンツ泥棒疑惑、自民党福井県連が事実認定の衝撃(週刊新潮・2017年)
・安倍内閣の新閣僚に「下着ドロボー」の過去! 警察で取り調べ受けるも敦賀市長の父親と原発利権の力でもみ消し(LITERA・2015)
事件が起きたのは30年ほど前。当時30歳前後だった高木氏は地元福井県敦賀市の住宅に住む20代女性の下着を盗むべく、家に上がり込みタンスの中を物色したというのだ。高木氏は当時福井銀行敦賀支店に勤めていた被害女性を一方的に気に入り、家を突き止めて下着ドロボーをするという犯行に及んだのだ。(記事より)
高木毅のプロフィール
高木 毅(たかぎ つよし)
福井県第2区選出、自由民主党・無所属の会
議院運営委員長
1956年1月福井県敦賀市に生まれ、青山学院大学法学部卒業
○高木商事(株)代表取締役社長となる。また(社)日本青年会議所北陸信越地区会長となる
○防衛庁長官政務官、国土交通副大臣、復興大臣
○自由民主党遊説局長、副幹事長、外交部会長、国会対策筆頭副委員長
○衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会筆頭理事、議院運営委員会筆頭理事、議院運営委員長、原子力問題調査特別委員長
○当選7回(42 43 44 45 46 47 48)
(2019年10月4日現在・衆議院HPを基に加筆)