もくじ
・安倍派(清和政策研究会、清和会)からパーティ券販売に関して2018年以降の5年で100万円のキックバック(裏金)を受けていた。
・元安倍派(清和政策研究会、清和会)幹部
被災地を気遣った支援者が、「大変な被害だった」と水を向けると、12月中旬まで原子力発電所を所管する経産相だった西村氏は、能登半島の被災者をないがしろにするようなことを口にした。「原発反対したんや、珠洲は原発に。反対したんや。(被災地に行くのに)金沢市から2時間半くらいかかる」
能登半島の先端にあり地震と津波で甚大な被害を受けた石川県珠洲市には原発の建設計画があったが、住民の反対運動などにより、2003年に電力会社が計画を凍結した。西村氏の発言は、原発に反対したから交通アクセスが悪いままになっている、さらには、原発に反対したから復興が進まないという趣旨にも受け止められる。支援者から、「(原発を建設していれば地震で)ヤバかった?」と疑問の声が出たが、「能登半島の地震は1000年に1回や。なんべんもくるもんやない、1000年に1回や。原発作ったらええ」と、原発計画凍結を悔しがる様子だった。(記事より)
安倍派(清和会)の政治資金パーティを巡る裏金事件で1月19日夜、記者会見を開いた西村康稔前経済産業相(61)。昨年末に開催した“架空パーティ”疑惑を巡る「週刊文春」記者の質問に対し、初めて「欠席された方が多かったのは事実です」と認めた。パーティ券購入者による事実上の「寄附」にあたり、政治資金規正法違反(不記載)の疑いが強まった。(記事より)
「頼まれてわざわざ話を聞きにきてるのに、なんで100円もカネ取るねん、と抗議の声が挙がったのです。また、創価学会の有権者が『うちはただでもらえる』と嬉しそうにカレンダーを手にしていた。そもそも田舎なので、この会に来るのに財布を持ってきていない有権者もずいぶんいました。そうこうしているうちに、100円を支払うことなく、カレンダーをタダでもらっている人が何人も出てきた。先に100円払った有権者は文句を言っていましたよ。私も、その混乱のなか、タダでもらいました。他にもタダでもらった人は何人も目にしました」
この有権者のひとりは、カレンダーの実物を提供してくれた。(記事より)
自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティーを巡る事件で、東京地検特捜部が西村康稔前経済産業相を任意で事情聴取していたことが30日、関係者への取材で分かった。西村氏は安倍派の実力者「5人組」の一人。他のメンバーの松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長、萩生田光一前政調会長に加え、安倍派座長の塩谷立元文部科学相も含めた中枢幹部計6人が聴取されたことになる。(記事より)
公職選挙法では選挙区内の有権者に寄付をすることは禁止されている。江藤拓元農林水産大臣の政治資金団体が選挙区内で開催した政治資金パーティが赤字だったことを隠すために、西村康稔経済産業大臣が代表を務める兵庫県の政党支部が肩代わりしていた可能性があることが分かった。パーティが赤字、つまり有権者に寄付したことになり公職選挙法違反となる。この問題で西村大臣、江藤元大臣ら4人が22年9月に刑事告発されていた。(記事より)
西村氏からの淡路玉ねぎは国会の名物とも言われるが、今年は自民党だけではなく、野党である日本維新の会の議員にも配られた。西村氏は政界きっての「贈り物マニア」として知られる。コロナの感染拡大が始まった2020年の土産代は54件・総額約450万円、コロナ前の2019年は約825万円、2018年は約895万円と政治活動費の2割近くを占める。
「西村代議士の政治資金収支報告書では、政治活動費の2割近くが土産代となっている。土産の購入先に選挙区内の業者が多く、年間300万円を使っている。これは違法とはいえないが、選挙区内にお金を出し、回り回って選挙に有利と考えている可能性はあります。玉ねぎの件にしても、地元産品をPRする政治活動だというのであれば、自身のHPで宣伝すればいいのではないか」(記事より)
経済再生・コロナ対策相などを務めた自民党の西村康稔衆院議員(59)が、「世界美人図鑑」と題した写真の投稿を公式サイトで過去に10年ほど続けていたことがツイッター上で話題になり、西村氏側は、これらの投稿を削除した。(記事より)
エルメスには「贈答品費」、高級和牛店には「土産代」を支出――。閣僚らの2019年の政治資金収支報告書を調べたところ、こういった名目で様々な贈り物が政治活動費として計上されていた。支出が100万円を超えたのは4人。政治資金規正法では、収支報告書に贈り先などを記載する必要がないため、専門家は「適正な支出かどうかチェックできない」と指摘している。(中略)100万円を超えたのは西村康稔経済再生相(約716万円)▽加藤勝信官房長官(約353万円)▽麻生太郎財務相(約233万円)▽武田良太総務相(約149万円)
身の選挙区(兵庫9区)にある店での購入が目立った。兵庫県南あわじ市の農業法人から19年7月、約111万3千円分を購入。ブランド牛「淡路ビーフ」の専門店からも計5回、67万円分を購入した。通販サイトには、1キロ1万9440円の「すきやき肉・極上」、1万6200円の「焼肉最上級」などを取りそろえている。西村氏は一度に25万円を購入したケースもあった。百貨店の三越伊勢丹では20件計約375万円を購入していた。支出が最多の西村氏は、自身の選挙区(兵庫9区)にある店での購入が目立った。兵庫県南あわじ市の農業法人から19年7月、約111万3千円分を購入。ブランド牛「淡路ビーフ」の専門店からも計5回、67万円分を購入した。通販サイトには、1キロ1万9440円の「すきやき肉・極上」、1万6200円の「焼肉最上級」などを取りそろえている。西村氏は一度に25万円を購入したケースもあった。百貨店の三越伊勢丹では20件計約375万円を購入していた。(記事より)
感染第2波で東京都内の入院患者が1000人を超えていた昨年8月と9月、東京都内のホテルで政治資金パーティー「西村やすとし君を囲む会」を開いていたのだ。会費2万円で参加者は約200人だった。ジャーナリスト・角谷浩一氏が語る。
「加藤氏が厚労相としてコロナ対策ができなすぎたから、経済再生相の西村氏がコロナ担当を兼ねることになったが、分科会でのやり取りをしゃべりすぎては官邸や党から怒られていた。分科会、官邸、知事との調整もうまくいかず、政治案件を処理する能力がほぼないことを露呈してしまった」(記事より)
「感染がどうなるかっていうのは、本当に神のみぞ知る……」。政府で新型コロナウイルス対策を担う西村康稔・経済再生相は19日夜の記者会見で、今後の感染者数の動向をめぐり、こう語った。「これはいつも、(政府の分科会会長の)尾身(茂)先生も言われています」と付け加えながら。(記事より)
年末年始の新型コロナウイルス感染症対策として、西村康稔経済再生担当相が来年1月11日まで休みを延ばして分散取得するよう提案したことが、自民党の二階俊博幹事長の逆鱗(げきりん)に触れた。休みの間は通常国会の召集と、菅義偉首相による衆院解散を実質的に封じられてしまうため。(記事より)
会見中の尾身副座長が一瞬、怪訝そうな表情を浮かべたのは、西村経済再生相が専門家会議を廃止して分科会を設置すると会見で述べたことを、記者の質問で知ったときだ。「大臣が何か発表されたんですか?」と問い直したうえで「知りませんでした」と答えた。(記事より)
西村康稔経済財政・再生相は13日の参院決算委員会で、新型コロナウイルス対策として地方自治体が独自に実施する休業補償について、国から自治体に配分する臨時交付金は財源に使えないとの考えを示した。(本文より)
批判を受けて後に、交付金を休業補償に使うことを認める。
2018年7月5日、西日本を中心に記録的豪雨に見舞われ、10万人を超える人が避難を強いられていた中、衆議院宿舎の宴会ができる部屋で安倍総理をはじめ、自民党国会議員が宴会をしていた。その時の写真をツイッターにアップしたのが西村康稔氏。後に、この宴会は「赤坂自民亭」と呼ばれるようになった。
自民党の西村康稔議員が代表を務める自民党兵庫県第九選挙区支部は2013年、14年、15年の3年間に大阪府のスロットマシン製造販売業パイオニア社から各37万円、合計111万円の献金を受けていたことが分かった。
15年7月26日、西村氏の地元、兵庫県明石市を中心に活動する演歌歌手「音寺しをり」に「会費」として3万2000円支払っていた。西村氏は、08年12月26日付のブログで〈景気の悪い話が多いが、地元出身の歌手・音寺しをりさんの「きよしこの夜」で少し心がなごむ〉と書いていた。
自民党内で“次世代のエース”と見なされ、昨年12月の安倍政権発足とともに内閣府副大臣に抜擢された西村康稔衆議院議員(50)が、昨年7月、訪問先のベトナムで現地のホステス複数人を相手に買春行為をしていたことが週刊文春の取材によりわかった。
西村氏はカラオケ・クラブから7人のホステスを連れ出し、自らが宿泊するホテルのスイートルームへ呼び入れたという。その後、7人のうち3人の女性が残り、西村氏は3人を相手に行為に及び、対価として3人あわせて600ドル弱を支払ったという。3人の女性のうち2人が小誌に西村氏との行為を詳細に証言。他にもホテルでの目撃者など複数の関係者が買春を裏付ける証言をしている。
小誌の取材に対し、西村氏はベトナム出張を認めたが、ホステスらを連れ立って客室に入ったことを否定。さらにカラオケ・クラブへの入店、ホステスらとの性行為、600ドル弱の支払いも否定した。(記事より一部転載)
村上ファンド(前代表の村上世彰被告が証券取引法違反罪で起訴)の関連会社役員二人が、自民党の西村康稔衆院議員(兵庫9区)の関係支部に計二百万円を献金していたことが分かりました。この関連会社は、民主党の松井孝治参院議員の秘書給与を肩がわりしていた「フューチャーネット」(東京・港区)。(記事より)
兵庫県第9区から立候補
1962年10月15日生れ、神戸大附属明石小学校、中学校卒業、灘高校、東大法学部、米国メリーランド大公共政策大院卒業
○昭和60年通産省入省、石川県商工課長、環境立地局調査官
○外務大臣政務官、内閣府副大臣、広島土砂災害政府現地対策本部長、内閣官房副長官
○自民党党改革実行本部副本部長、政務調査会副会長、総裁特別補佐、筆頭副幹事長
○衆議院内閣委員長、予算委員会理事
○著書「大丈夫か?マイナンバー」「第四次産業革命」(以上ワニブックス)「命を守る 防災・危機管理」「繁栄か衰退か―岐路に立つ日本」(以上プレジデント社)「新・ハイブリッド国家―日本の活路」(スターツ出版)「リスクを取る人・取らない人」(PHP研究所)、共著「国家の生命線」(PHP研究所)等
○当選6回(43 44 45 46 47 48)
(2019年7月2日現在・衆議院HPを基に加筆)