今回、話題になっている前夜祭は、恐らく政治資金パーティーに当たるが支出はゼロ。
つまり政治資金パーティーは開いていないということだ。
まず、出てくるのが、会合に関するものと思われる支出だ。
桜を見る会(4月9日)に関連する支出としてみるのには、日付からするとないと考えるのが普通だろう。
この後は、1月から順に支出が掲載されているページが続くのだが、1月・2月は関係ないと思われるので飛ばすことにする。
日付順にならんでいるのだが、なんと2月18日に支出をした以降、11月10日まで支出がないのである。この次のページには12月分の支出がいくつか出てきて終わりとなっている。
さくらを見る会が開催された4月付近には一切の支出がないということだ。旅行やパーティは恐らく後払いになるだろうから、せめて5月、6月に支出があってもいいはずだが、それもない。
恐らく東京までは新幹線か飛行機で行って、そこからバスを借りて移動などをしているはずなのだが、それもない。
これだけのイベントなので地元の秘書も同行しているだろう。参加者は代理店に直接払ったとしても、秘書の旅行代は、出張として経費処理されているだろうがそれもない。
安倍晋三後援会として行っているのだから案内通知など諸経費がかかるはずなのだがそれもない。
本当に不思議な、2016年の安倍晋三後援会の政治資金収支報告書である。
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